Application 適用用途  ガラス製品|光触媒のことなら大阪市西区のJPコーポレーションへお任せください。

〒530-0012 大阪府大阪市西区立売堀2-5-41 合田ビル508

TEL:06-6599-8686

Application ガラス製品

ガラスに光触媒機能を付与させる事が可能です。

光触媒機能の付与について、以下のような事を検討します。

●効果としては、セルフクリーニング(汚れの分解+親水性)による美観維持や親水性による視認性の確保等が期待できます。

【光学特性】
ガラス製品へ光触媒機能を付与する上では、透明性や視認性が求められます。
酸化チタンは光の屈折率が高く、一般的には多く使用すると白濁して見えるので、粒子形状や含有量と効果のバランスを見極める事が必要となります。

【耐候性】
基本的に、ガラスに対しては光触媒コーティング剤の密着性も良く、耐候性についても比較的に高耐候のものが多いです。但し、耐摩耗性については、熱乾燥等加工条件にもよりますが、求める性能に対して耐摩耗性能を上げる検討が必要となります。

【分解性】
光触媒には、有機物の酸化分解効果と親水効果があります。ガラス基材において、有機物の酸化分解効果を期待する場合、検証方法としては、通常メチレンブルー等の消色を確認する方法が多いです。JIS 規格試験にもありますが、分解活性の数値が高いほど分解力が高くなります。
また、オレイン酸を用いた試験方法もあります。(光触媒加工面にオレイン酸を塗布し、その上から水を垂らすと酸化分解によってオレイン酸が分解され、水接触角が時間経過と共に低くなっていく。)

【親水性】
ガラス基材において、光触媒の親水性を期待する場合、JIS 規格試験にもありますが、水接触角を計測する事になります。
また、含有のシリカ成分による親水効果もあるため、酸化チタン自体の親水性を評価する場合もあります。(高温多湿・高温低湿等の条件において親水性の復元を確認等。)


ページトップへ戻る