1. 概要
クリーンなの工法とは、ガラス表面に透明で強固な光触媒酸化チタン膜を形成するコーティング工法です。ガラス面上に形成された光触媒膜は、光(紫外線)に当たることにより、有機物の分解作用と高い親水性作用を発現、防汚・防滴・防曇効果を発揮します。
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クリーンなの工法とは、ガラス表面に透明で強固な光触媒酸化チタン膜を形成するコーティング工法です。ガラス面上に形成された光触媒膜は、光(紫外線)に当たることにより、有機物の分解作用と高い親水性作用を発現、防汚・防滴・防曇効果を発揮します。
有機物酸化分解作用と超親水性作用により、防汚効果(セルフクリーニング効果)を発揮、長期間ガラスをきれいに保つことができます。
太陽光と雨(水)という自然エネルギーの力でガラス面への汚れを付着しにくく、洗い落とし易くし、ガラス特有の美観を長い間保つことができます。
光触媒超親水性作用によって、水滴はガラス面上で薄く広がるため、水滴による乱反射が抑えられます。
この効果により、雨天時には通常のガラス面にくらべて、クリアな視界が得られます。
また、同様の作用でガラス面に付着する水蒸気なども、水膜となって流れ落ちやすくなりますので、ガラスが曇りにくくなります。
光触媒ガラスコート「クリーンなの工法」を施工することにより、ガラス窓の清掃回数を軽減することができ、清掃費用の削減が可能となります。
また、高所や危険な箇所への適用により、作業安全面の負担軽減効果も期待されます。
光触媒ガラスコート「クリーンなの工法」は1コート・スプレー塗布・常温硬化型ですので、高い施工性が得られ、ガラス面の形状・サイズ等を問わず柔軟な対応が出来ます。網入ガラス・曲面ガラスにも適用できます。
指で横にスクロールできます。
商品名 | 光触媒ガラスコーティング クリーンなの工法 (光触媒コーティング材 ST-K253) |
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光触媒等の種類 | 酸化チタン | |||
光触媒等加工部位 | 対象基材:ガラスの表面 | |||
光触媒等の効果 | 1.測定方法はJIS R1703-1、JIS R1703-2に準拠しました。 | |||
2.セルフクリーニング効果:UV | 限界接触角 | 5°以下 ※1 | 汚れを洗い流す性能の目安です | |
分解活性指数 | 13nmol/L/min ※1 | 汚れを分解する性能の目安です | ||
使用できる場所 | 屋外、昼間に太陽光が入る窓 | |||
安全性 | 急性経口毒性、皮膚一次刺激性、変異原性について、光触媒工業会の安全性基準を満足していることを確認しています。 | |||
使用上の注意 | 表面に過度の汚れが付着していると、十分なセルフクリーニング効果が得られませんので、定期的な清掃をお勧めします。 | |||
※1:光触媒工業会の認証基準は限界接触角が30°以下であり、小さいほど性能が高いことを表します。 分解活性指数の認証基準は5nmol/L/min以上であり、大きいほど性能が高いことを表します。 |
指で横にスクロールできます。
機能 | 窓外表面 | 窓内表面 |
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セルフクリーニング/易洗浄 | ○(セルフクリーニング) | ○(易洗浄)※1 |
抗菌 | ○ | ○※2 |
※QUV試験について
・<試験サイクル>紫外線照射:60℃×8時間/水蒸気凝縮:50℃×4時間を1サイクル
・QUV試験100時間で実環境1年相当の環境負荷といわれています。
●ヘイズ率
コーティング膜の透明性を示す数値で、値が低いほど透明性が高い。一般的には、ヘイズ率が3%を超えると視覚的に透明性低下が確認されるといわれている。なお、通常のガラスは、ヘイズ率が0.3%程度である。
■接触角
ここでは、水に対する接触角をあらわしている。値が低いほど親水性程度が高く、接触角が10°以下になる状態を、超親水性状態と呼んでいる。